DITAとは?
Darwin Information Typing Architectureの略で、OASISが策定したXMLベースの国際標準規格です。
DITAの概念
- コンテンツのモジュール化
- ドキュメントコンテンツをトピックという単位に分割します。
トピックは、一つの目的を達成するために必要な情報(タイトルと本文)の事を言います。
- コンテンツの再利用/トピックのマップ設計
- マップとは、トピックの並びと階層構造を定義し、コンテンツの構成を決めるための文書です。
目的に応じた複数のマップを作成することにより、同一のトピック群から、目的の異なる複数のマニュアルを作成できます。
同じトピックを複数のマップで利用することで、コンテンツの再利用を促進し、ムダをなくします。
- 自動組版・マルチメディア対応
- XSLスタイルシートを使用して、コンテンツを、PDFや、HTML、e-PUBをアウトプットします。
スタイルシートを切り替えることで、さまざまなメディアやデバイスに対応する、ワンソース・マルチユースを実現します。
- 多言語展開の効率化
- 翻訳支援ソフトTRADOSを使用して翻訳メモリを構築します。
メモリを活用した、コンテンツの再利用や、差分エンジンによる最小限の翻訳で、納期の短縮、コストの削減を可能にします。